これからのこと
これからの体のことを真剣に考えている。
まずはやはり、この腺筋症をもう放っておけないということ。
わたしは日本にいるときに
「腺筋症には妊娠が一番いいよ！早く妊娠しなさい！」
と先生に言われてきました。
しかし、今回のことがあってから真剣にネットで腺筋症について調べました。
そこでたどり着いたのが
でした。
そこにはとても詳しく書かれていました。
実は日本にいた時もこの病院の存在は知っていました。
けれどあまり深刻に考えていなかった私は軽く読み流す程度で、
私は手術するほど重症ではないだろうなー。と勝手に思っていました。
（毎月仕事を休み、痛みで吐いていたのに重症じゃない。と思う自分の楽観てきな性格に呆れます）
それと妊娠で治るんだし！という思いが強かったのもあります。
しかし。こちらの
子宮腺筋症外来 | 霞ヶ浦医療センターのQ&Aを読んでいると
どうもそうではないみたいです・・・。
これです引用させてもらいました↓
５１．妊娠すれば良くなると言われましたが、本当ですか。
子宮内膜症は妊娠が治療効果を発揮しますが、腺筋症ではその効果は限定的です。
女性ホルモンには卵胞ホルモン（エストロゲン）と黄体ホルモン（プロゲステロン）の２種類があり、子宮腺筋症や子宮内膜症を増殖させるのは主として卵胞ホルモンです。これは卵胞ホルモンがこれらの疾患の細胞を増殖させる方向に作用するからです。一方、黄体ホルモンは細胞を質的に変化させ、増殖を抑える方向に作用します。子宮内膜症の治療としてピルなどのホルモン剤を服用するのは、この黄体ホルモンの作用を期待しているわけです。
妊娠時には胎盤から大量の黄体ホルモンが分泌されるので、妊娠すれば子宮内膜症が良くなるという説明には一理ありますし、実際、子宮内膜症は妊娠によって改善します。
しかしながら、子宮腺筋症は妊娠によっても改善するとはいえません。妊娠中は無月経になるので、それだけで月経痛や過多月経から逃れることができます。このような効果を除くと、実際に妊娠分娩した患者さんにはしっかりと腺筋症は残っていますし、産後、しばらくすると症状が出てくることがあります。
それよりも、子宮腺筋症を合併していながら妊娠することは少ないので、子宮腺筋症の場合に、妊娠を前提とした症状の改善や治療効果はむしろ考えないほうが良いでしょう。
なるほど。。
良くなると言われていたのはなんだったんだろうか。
疑問が湧きます。
しかし、あの頃の私に手術しかないよ。と言われても
この流産という体験をしなければきっと手術のことなんて考えなかったかもしれません。
もし一つ希望があるとすれば自然に妊娠できたことかと思います。
腺筋症がありながらの自然妊娠は少ないみたいなので。
私の今の一番の希望は
子宮の手術をせずにもう一度妊娠にトライしてみてもいいかも！
と先生に言われたいです。。。
いや、きっとそんなこと言われないと思いますが、
そう言って欲しい・・という願いです。
流産という苦痛はもう２度と味わいたくないですが、月日が経つにつれて、
あと２回くらいはトライできるかも・・とも思ったりしています。
Facebookのマークザッカーバーグの奥さんのプリシラさんも３回流産されて
無事に今月出産していました。
私が術後ネットを見ていた時にそんなニュースを丁度目にしました。
プリシラさんは病気はないかもしれないけど。私と状況もまるで違いますが、
流産経験者というだけで身近に感じて、私も何回目かにはもしかしたら・・！とい
希望を持てたのです。梨花さんも３回流産経験されたそうで今は可愛いお子様がいます。
そんなこんなで、
１月に専門の先生に診てもらうことにしました。
３月以降にはセカンドオピニオンもするつもりです。
ああ。私が東京に住んでいれば、交通費や移動時間をそんなに気にしなくて
いいのに、、、と思いますが。こればっかりは運命なのでしょうがないですね。
私は地方出身で茨城や東京の病院はとっても遠いのです。
家族と相談して「サポートする」と言ってくれました。
私には両親と優しい夫が居て、サポートしてくれています。
それだけでかなり恵まれているのかもしれません。
感謝です。
私の病気さえなければ、せっかく貯めたお金を旅行や美味しいご飯に
使えたはずなのに・・。好きなハワイにも行けたはずです。
本当に申し訳なくて胸が痛いです。
それでも私の体が一番大事だと言ってくれる両親と夫に、どう感謝をすればいいのか。
早く良くなることが恩返しだとまで言ってくれます。
手術になったらとても怖いけど頑張ろうと思います。
海外に住んでいて同じような方いらっしゃいますか？
すごく大変ですよね。辛いですよね。
ぜひこの霞ヶ浦のQ＆Aを読んでみてください。
