Keep hope alive

子宮腺筋症を抱え流産を経験し、腺筋症と向き合うためのブログ

振り返る妊娠期間⑤緊急入院

病院へ行くと、これに着替えて下さいと言われピンクの花柄のパジャマになり

言われるがままに分娩室などがあるフロアの

緊急用患者さんの個室ベッドに寝るように言われ、

点滴を受けました。その間ずっと激痛があります。頭がおかしくなるんじゃないかと

思うような激痛を何時間も味わい、周りはすべて英語で何が何だかわからずでした。

部屋にはテレビがありスターウォーズが大音量で流れていました。

 

そしてこの個室がまた非常に寒い。エアコンがガンガンかかっています

ナースさんの手も非常に冷たいし、ナースさん自体もパーカーを着ています。

なぜこんなに部屋を冷やすのかはわかりませんが・・。布のようなパジャマの下は

パンツもブラジャーもキャミソールも着ていないほぼ裸の私には

とても耐えられる寒さではないので。

寒いということを伝えてブルーのシーツのような布を10枚くらいかけて

もらいました。がそれでも寒かったです。


さむすぎて、歯がガタガタして、体の震えが止まらないほどになりました。

 

点滴をしている間夫はこの個室に入れてもらえなくて

3時間くらいずっと入り口のソファーで待っていてくれたようです。

私も自分が何をされているのかわからなくて不安な時間でした。

 

やっと入ることができた夫は入院になった私のために

いろいろな準備をしてくれました。

 

そして先生に診てもらいましたが、原因はよくわからず、

採血をして調べることになりました。

妊婦でも大丈夫な痛み止めを処方され(そんなのあるのか・・と不安でしたが

英語では何も言えず全てをされるがままにしました)

その夜初めて眠りにつくことができました。

よくわからない膣剤も入れました。

飲み薬もいろいろ飲みました。

 

海外での入院はこんなに不安なものかと。英語ができない自分を悔やみました。

 

その夜一時的に痛みから解放された私は死ぬように眠りに入りました。

あの痛みがスーと消えていく瞬間は頭がふわっとして開放感があって

気持ちがいいのです。  死ぬ瞬間は痛みに耐えている本人は

辛くないのかもな。と思いました。

痛みからの解放された瞬間に意識が薄れていく感じ。です。